書評:『4Gbpsを超えるWebサービス構築術』株式会社ライブドア 伊勢幸一・池邉智洋・栗原由樹・山下拓也・井原郁央・谷口公一

おっと、こんな本が発売されていたとは。週末の間にざっと通読。細かい実装例の部分とかは眺めた程度ですが…。4Gbpsを超えるWebサービス構築術作者: 伊勢幸一,池邉智洋,栗原由樹,山下拓也,谷口公一,井原郁央出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売…

『Xen徹底入門 第2版〜オープンソースで実現するOS仮想化環境』宮本久仁男・平初・長谷川猛・津村彰/SE翔泳社

10/3に第2版を買ったエントリーこのBlogで書いたら著者の一人である平さんからコメントを頂いてしまい、『読み終わった後の感想も聞きたい』とのことなので、ならばまずは読み物として全体を読んでから「使う」ことに。というわけで、感想編でございます。こ…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (10)

ここまでくると、書評っていうより…なんでしょうね(^_^;) 基礎編 "はじめに" 減らす原則1 "制限する" 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする" 減らす原則4 "集中する" 減らす原則5 "習慣化する" 減らす原則6 "小さくはじめる…

仮想化大全2010

んー、MOOKにしちゃ高けぇな、この本(^_^;)。id:ozatみたいに買わないって思っちゃうのも頷けるよ。まぁ毎年のことなので、今年も買ってみたけどサ。すべてわかる仮想化大全2010 (日経BPムック)作者: ITpro/日経コンピュータ/日経SYSTEMS/日経Linux出版社/メ…

書評:『のはなしに』伊集院光/宝島社

あー、爆笑問題が唯一買うタレント本とか書いちゃったけど訂正。伊集院光もだ。ただし対談本は除く。某Twitter界隈で話題に上っていたので発売されたことを知り、さっそく購入。今回もやっぱり、通勤本にするとにやけてしまって危険な類の本だった(^_^;)。の…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (9)

まだまだ終わりはだいぶ先ですが、よろしければ…。 基礎編 "はじめに" 減らす原則1 "制限する" 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする" 減らす原則4 "集中する" 減らす原則5 "習慣化する" 減らす原則6 "小さくはじめる" 実践…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (8)

いつまで続くのか?実践編2回目。 基礎編 "はじめに" 減らす原則1 "制限する" 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする" 減らす原則4 "集中する" 減らす原則5 "習慣化する" 減らす原則6 "小さくはじめる" 実践編 減らすテクニ…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (7)

さて、(やっと)実践編です。 基礎編 "はじめに" 減らす原則1 "制限する" 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする" 減らす原則4 "集中する" 減らす原則5 "習慣化する" 減らす原則6 "小さくはじめる" 減らす技術 The Power of L…

書評:『大恐慌時代 爆笑問題の日本原論6』爆笑問題/幻冬舎

爆笑問題の本は唯一購入するいわゆるタレント本。本書は久々の日本史原論シリーズ。大恐慌時代―爆笑問題の日本原論〈6〉作者: 爆笑問題出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/09メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る本書は「サイ…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (6)

9/7以来、ぱったりと止まっていたこの書評シリーズですが、再開でございます。 (1)"はじめに" (2)原則編1 - 減らす原則1 "制限する" (3)原則編2 - 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする" (4)原則編3 - 減らす原則4 "集中す…

書評:『陽気なギャングが地球を回す』『陽気なギャングの日常と襲撃』伊坂幸太郎/祥伝社文庫

『陽気なギャングの日常と襲撃』文庫版発売を期に、いっきに読むことにしてまとめ買い(通称:大人買い)。陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/02メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 348回この商品…

書評:『新世界より』貴志祐介/講談社ノベルズ

ハードカバーで刊行された際に、けっこう惹かれて買うかどうか悩んだ作品が早くもノベルズ化。しかも上下巻だったハードカバーから、ノベルズ版では1冊にまとめられての刊行。第29回日本SF大賞受賞作品。新世界より (講談社ノベルス キJ-)作者: 貴志祐介出版…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (5)

(1)"はじめに" (2)原則編1 - 減らす原則1 "制限する" (3)原則編2 - 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする" (4)原則編3 - 減らす原則4 "集中する" 減らす技術 The Power of LESS作者: レオ・バボータ出版社/メーカー: ディス…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (4)

(1)"はじめに" (2)原則編1 - 減らす原則1 "制限する" (3)原則編2 - 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする" 減らす技術 The Power of LESS作者: レオ・バボータ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 20…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (3)

(1), (2)の続きです。減らす技術 The Power of LESS作者: レオ・バボータ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/08/05メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 19人 クリック: 151回この商品を含むブログ (128件) を見る今日は原則…

書評じゃありません!:『きんのオリゼー てをあらおう』いしかわまさゆき/講談社

「もやしもん」が大ヒット中の石川雅之による絵本シリーズ第1弾(もやしもん8巻の限定版についてきた0弾は結局入手ならず)。初回のテーマは「てをあらおう」。なぜ手を洗わなくてはならないのか、どう手を洗えば良いのかについて、子供向けにわかりやすく説明…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (2)

(1)の続きです。今回から、です・ます調に(^_^;)。その方が読みやすいですよね。減らす技術 The Power of LESS作者: レオ・バボータ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/08/05メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 19人 クリッ…

書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (1)

このブログのタイトルを"Simple is Beautiful"と変更したことに対しても大きく影響を与えた一冊。ゆえに、ちょっとじっくりと、数回に渡って書評を掲載してみようと思う。 本書に書かれた内容はとても簡単なもので、さらっと読むなら1日でも読めてしまう本な…

書評:『どちらかが魔女 Which is the Witch?』森博嗣/講談社文庫

森博嗣の長編シリーズの登場人物たちによる短編8作がまとめられた作品の文庫化。すでに収録された作品をまとめたものなので、読んだことがある作品も含まれているのだけれども、文庫化ということで購入。どちらかが魔女〈森博嗣シリーズ短編集〉 (講談社文庫…

書評:『バカヤロー経済学』竹内薫/晋遊舎新書005

残念ながら、ちょっとタイトルがバカヤロー。本書の内容は経済学というよりもリアルな政治経済。どうせつけるなら「バカヤロー日本の政治と経済」とか、さらにやってしまうなら「バカヤロー日本社会」ぐらいつけて欲しかったところ。まぁ「バカヤロー経済学…

書評:『人を動かす質問力』谷原誠/角川Oneテーマ新書21 C-171

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)作者: 谷原誠出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/07/10メディア: 新書購入: 28人 クリック: 228回この商品を含むブログ (67件) を見る たった2時間でわかる人を動かす質問のコツ …

書評:『世界は分けてもわからない』福岡伸一/講談社現代新書2000

2007年6月に『生物と無生物のあいだ』を読んで以来、新しい書籍が刊行される度に必ず読んでいる福岡伸一氏の最新刊。世界は分けてもわからない (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/17メディア: 新書購入: 27人 クリック:…

書評:『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』國貞克則/朝日新書044

「簿記を勉強しなくても会計がわかる!!」を売り文句に30万部を突破する勢いで売れている様だが、その理由は読んでみてよくわかった。いわゆる素人が疑問に感じる視点にしっかりと立って本書は書かれているからだ。これまで会計に関する書籍を何冊か読んでき…

書評:『終末のフール』伊坂幸太郎/集英社文庫

文庫化新刊。終末のフール (集英社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/06/26メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 75回この商品を含むブログ (343件) を見る 八年後に小惑星が激突し、地久は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた…

書評:『1Q84』村上春樹/新潮社

著者ひさびさの書き下ろし長編小説。1Q84 BOOK 1作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 45人 クリック: 1,408回この商品を含むブログ (1265件) を見る1Q84 BOOK 2作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 200…

書評:『単純な脳、複雑な「私」〜または、自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つの講義』池谷裕二/朝日出版社

2007/02に書評をエントリーした『進化しすぎた脳』(講談社ブルーバックス)の続編ともいえる一冊。前書に続き、本作も必読本として強く推薦したい作品だ。科学の最前線は、現実は小説よりも断然面白いということを思い出させてくれる。単純な脳、複雑な「私」…

書評:『不透明な時代を見抜く「統計思考力」〜小泉改革は格差を拡大したのか?』神永正博/ディスカヴァー21

感覚的に「思いこんでいる」状況と統計的な分析によって見えてくる「実際の姿」について扱った一冊。 3章構造となっており、基礎編・中級編・上級編の3部に別れているのだが、内容的な難しさはない。統計学をかじっていた立場としては多少物足りなさも感じる…

書評:『アメリカ型成功者の物語〜ゴールドラッシュとシリコンバレー』野口悠紀雄/新潮文庫

2005年刊行の『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』の改題文庫化版。アメリカ型成功者の物語―ゴールドラッシュとシリコンバレー (新潮文庫)作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/04/25メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 34回この商品…

書評:『巨大高層建築の謎〜古代から現代までの技術の粋を集めた建造物のおもしろさ』高橋俊介/サイエンス・アイ新書

家づくり中ということもあって、最近は個人住宅ばかり注目していたのだが、高層建築は同じ建物でも一般的な家とはまったく異なる性格と技術志向を持っていて面白い。巨大高層建築の謎 (サイエンス・アイ新書)作者: 高橋俊介出版社/メーカー: SBクリエイティ…

書評:『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎/新潮文庫

やっと伊坂幸太郎のデビュー作にたどり着いた。オーデュボンの祈り (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/11/28メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 154回この商品を含むブログ (836件) を見る コンビニ強盗に失敗し逃走していた…