- (1)"はじめに"
- (2)原則編1 - 減らす原則1 "制限する"
- (3)原則編2 - 減らす原則2 "本質に迫ることだけを選ぶ", 減らす原則3 "シンプルにする"
- (4)原則編3 - 減らす原則4 "集中する"
- 作者: レオ・バボータ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 減らす原則5 習慣化する
せっかくの努力を水の泡にしないためには、「増やすこと」をやめよう。どんな習慣を身につけるときも、それが唯一の秘訣だ。
1度にひとつに集中して、あなたの全エネルギーをかけて30日間続けよう。
どんなことでも、習慣化しなければ一時的な変化でしかありません。著者は習慣化チャレンジとして、新しい習慣を意識的に身につけるためのテクニックを紹介しています。
- ステップ1 チャレンジする習慣をひとつだけ選ぶ
- ステップ2 計画を書き出す
- ステップ3 ゴールを公表する
- ステップ4 毎日の成果を報告する
- ステップ5 身についたことを祝おう!
人生を変化させるような大きな目標であっても、一歩から。著者はすでに習慣化してることをトリガーにして新しい習慣を「行うきっかけ」をつくることを提案しています。「歯を磨いたら****する」のように、毎日の生活の中で習慣化されていることをトリガーにすることは習慣といういわばルーチン化することを目指しているわけですから、たしかにそれは効率的な方法だと思います。
著者はこの習慣化チャレンジがうまくいく理由を4つ挙げています。
- 理由1 専念するものを自分で決めるから
- 理由2 報告するから
- 理由3 励ましを得られるから
- 理由4 刺激を得られるから
目標はあくまでも自分のための習慣化ですが、そのプロセスを個人的なものにしてしまわない、ということが重要です。ブログやSNSなどはそのためのいいツールだと思います。ブログにも色々ありますが、目標に向けて一歩一歩前進していく様子を綴っているブログはけっこう多くありますよね。自分で読み返すことで励みになりますし、コメントやトラックバックで励まされ、合ったことがない人にも支えてもらえ、助言をもらえることもある。ただの日記ツールだと言われたブログがここまで一般化した理由はそうした双方向性にこそあったのではないかと思っています。
どんな目標を掲げるかはそれぞれの自由ですが、著者は習慣化チャレンジにおけるルールをいくつか挙げています。ここで挙げられたルールは、ルールというよりも達成するためのコツ、みたいなものだと思ったほうがよいかもしれません。
- ルール1 1度にひとつだけ
- ルール2 達成しやすいゴールを選ぶ
- ルール3 目に見えるゴールを選ぶ
- ルール4 いつも同じ時間に行う
- ルール5 毎日報告する
- ルール6 前向きな気持ちを忘れずに!
1つだけに専念し、あっさりとできる程度のゴールをたてて繰り返すことを重視し、ルーチン化し、成功のための秘訣として報告し続ける。30日間ぐらいであれば、きっとどうにかなるし、やってみて損はないのだから、やってみるべきだろう。
そんなところで、じゃぁどうやりましょうかね、という実践編へ…のはずだったのですが、まだあと1つだけ原則編がありました(^_^;)。というわけで、次回もまだ原則編です…。