書評:『減らす技術 THE POWER OF LESS』レオ・バボータ/ディスカヴァー21 (6)

9/7以来、ぱったりと止まっていたこの書評シリーズですが、再開でございます。

減らす技術 The Power of LESS

減らす技術 The Power of LESS

  • 減らす原則6 小さくはじめる

変化を起こそうというときには力が入る。野心に燃えてつい大きくはじめてしまう。
しかし力が入りすぎると、力が抜けるのも早い。1,2週間と経たないうちに脱落してしまう。新年の抱負が実現しないのも、ほとんどこれが原因だ。

(^_^;)…まるでこの書評シリーズに対するような指摘が…。
原則編の最後として、著者はなぜ小さくはじめることが大切なのか、理由を挙げる。

    • 理由1 集中しやすいから
    • 理由2 やる気とエネルギーが長続きするから
    • 理由3 やりやすいから
    • 理由4 成功が約束されているから
    • 理由5 ゆっくりとした変化には持続力がある

1つのことに、ちょっとした取り組みに、やりやすい程度のターゲットを目指して取り組む。5分だけ、3回だけ、1箇所だけ…大きな目標をどーんと掲げるのではなく、ほんの一歩目の前にある変化の糸口を目標にすること。
やっぱり、人間できることはそのぐらいだと思います。その積み重ねこそが重要なんでしょうね。
そんなわけで、やっと次回からは実践編です…。