結果が目に見える「かたち」として出力されたり、温度や状態などのステータスを情報として入力したりして遊べたら面白いよね、ということで、Arduinoに手を出してみました。数千円程度と、大人の趣味としてはまぁ妥当な価格で入手できること、Ethernet Shieldがあるのでネットワークに接続して遊べること、IDEもオープンソースで提供されていて情報もそれなりにふんだんにあること、などを条件にすると、遊べるハードウェアってArduinoぐらいしかないのよね。
こちらがArduino本体。購入したのは"Arduino Duemilanove 328"。だいたいどこでも3200円ぐらいで入手可能。ボード上にUSB/Serial変換機能が搭載されているため、USBケーブルだけ用意すれば通信と給電がまかなえます。イタリア製なので、チップがちょっと斜めって刺さっていたりなど少々お茶目さがありましたが、シンプルな作りなので入門編としてはお手軽に扱えるのがいいですよね。
- 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
- メディア: おもちゃ&ホビー
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そしてこちらがEthernet Shield。Arduino本体の上に小亀のようにジョイントして使用します。こちらはAmazon経由では購入できないので、スイッチサイエンスのオンラインショップにて購入。Arduino本体よりも高いというなんともな代物ですが、TCP/IPの処理までをハードウェアチップで処理できるというなかなかの強者。これがなかったらArduinoには手を出していなかったと思うので、重要です。そして、このEthernet Shield、さらに上にシールドを重ねられるようになっている仕様が素敵。現在、その上に光センサや温度センサ、さらにはLCDまで搭載されたシールド"CLCD-BOOSTER"を発注中。こちらはまた追ってレポートします。
ソフトウェアはArduinoの公式ウェブサイトからフリーソフトのIDEをダウンロード、USBシリアルドライバも同梱されているので、そちらを導入(要再起動)してIDEを起動すればOK。
Hello worldよろしく、まずはLEDの点滅から、ということでセオリーに基づいてLEDの点滅プログラム(Arduinoの世界では「スケッチ」というそうな)を書いてアップロード。
1秒おきにLEDが点滅して、問題なく動作しています。さて、今回はここまで。