Virtualization
Hypervisorとしての基本機能はVMwareと比較してほとんど遜色はなく、逆に優れている点もそれぞれにあるXenやKVMですが、企業向けの仮想化基盤としての導入ではVMwareに引き離されつつあるように感じます。自社内にインフラ環境を構築・管理していくだけのリ…
毎回しっかりとした記事を連載しているので読み応えのある、Impress Enterprise Watchウェブサイトにて連載されている山本雅史さんの「仮想化道場」にてXen4.0が記事になっていました。Xen Summit Asia 2009については、こちらにVA Linux System Japanさんの…
まとめエントリー。正確性保証なし!自己責任でっ(^_^;)。 必読Microsoft情報 KB888794(http://support.microsoft.com/kb/888794/ja)仮想ホスト環境で Active Directory ドメイン コントローラをホストする場合の考慮事項 DC仮想化のメリット 物理サーバの削…
2010年は10Gbpsネットワークが本格的に普及し始める年になりそうです。サーバ向けの10Gbps NICも発売されていますし、全ポートが10Gbps対応したネットワークスイッチもだいぶ安価なものが登場し始めています。個人的には、10Gbpsはまずネットワークストレー…
EMCがFAST(Fully Automated Storage Tiering)という技術を発表しました。要はポリシーに基づいて階層化ストレージへの自動データ再配置ができます、という技術です。LUに対するI/O頻度などの情報に基づいて、高パフォーマンスが求められる論理ボリュームはSS…
VMwareが"VMware Infrastructure"から"vSphere"へとブランド変更を行い、自社製品であるESXホストの信頼性を維持しつつ他のベンダーにAPIを解放することによって連携製品の市場を創り出そうとしています。これはWindowsにおいてMicrosoftが取った戦略と同じ…
ネットワークにおける仮想化技術と言えばVLAN。もはや企業ネットワークにおいては必須の機能となっており、当たり前の機能として用いられています。そしてサーバ仮想化が本格的に普及し始めている現在、Ciscoが独自規格としてNexusシリーズに搭載を行ってい…
VMwareとCitrixがそれぞれ新しいクライアント仮想化製品を発表し、2010年をクライアント仮想化ソリューション市場における本格的な普及の糸口を掴もうとしています。果たしてクライアント仮想化はソリューションの普及におけるキャズムを乗り越えることがで…
vSphere4に対してUpdate1の提供が始まりましたが、リリースノートはじっくりと読む必要がありそうです。What's Newもですが、ながーいKnown Issuesもありますね…。 さて、vSphere4になってだいぶ使えるようになってきたUpdate Managerですが、U1からはESXに…
Red hatがKVM*1を用いたHypervisorソフトウェア製品"Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor(RHEV-H)"と管理サーバツール"Red Hat Enterprise Virtualization Manager for Servers(RHEV-S)"を発表しました。 RHEV-HはHypervisorとして動作するために…
CitrixがXenDesktop4を発表、対抗するようにVMwareもVMware View4を発表、MicrosoftのWindows Server 2008 R2に含まれるVDI機能と相まって各社の製品が一通り出そろいました。VDIは企業ユーザにおけるデスクトップソリューションとして、一定の割合で選択肢…
10/3に第2版を買ったエントリーこのBlogで書いたら著者の一人である平さんからコメントを頂いてしまい、『読み終わった後の感想も聞きたい』とのことなので、ならばまずは読み物として全体を読んでから「使う」ことに。というわけで、感想編でございます。こ…
CiscoとEMCがジョイントベンチャーAcadiaの設立とクラウドコンピューティングにおけるさらなる連携の強化を発表しました。 http://newsroom.cisco.com/dlls/2009/corp_110309.html 小さな一歩ですが、流れ次第では業界の勢力図や関係図を大きく変化させるこ…
VMwareがワークステーション仮想化製品群をごっそりアップデートしてきました。Macユーザの私としてはVMware Fusion 3が選択肢となるわけですが、んー、まぁWinodws7を使いたいですし、BootCampで導入した環境をFusionを通じて仮想マシンとして使用すること…
MCP試験はおおむね、そう簡単でもないのだけれども、仮想化関連の試験だけはけっこう簡単。そんなわけで、トレーニングと試験をセットにして無料でどうぞ、ということだったのでトレーニング&試験。SCVMMは触っていたけれども、それほどちゃんとわかって使…
んー、市場と製品の成熟というか、VMwareはMicrosoftと同様にすっかり「スーツな製品」になったなぁ、というのが一言感想。VI2.5、3.0の入り口ぐらいまでは「ギークな技術」の香りが残っていたような気もしますが、今やすっかり一流の「スーツな製品」。VMwa…
んー、MOOKにしちゃ高けぇな、この本(^_^;)。id:ozatみたいに買わないって思っちゃうのも頷けるよ。まぁ毎年のことなので、今年も買ってみたけどサ。すべてわかる仮想化大全2010 (日経BPムック)作者: ITpro/日経コンピュータ/日経SYSTEMS/日経Linux出版社/メ…
VCP410、なんとかパス((つまり点数は…察してください(^_^;)))。VCP試験は今回で4回目(VCP2を1回、VCP3を諸事情により2回)。そういえば、英語で受験したのは初めてかも。 試験内容は、5つの選択肢から2つや3つを選ぶ方式の問題が多く、微妙なニュアンスや言葉…
おそらく来年には、CitrixやVMwareなどからクライアント端末用のHypervisor型仮想化製品が提供されている、はずです。当面はプライベートで使うPCではClient Hypervisorを必要とするような人はごく一部の「いっちゃった(^_^;)」ユーザだけに限られるでしょう…
ComputerworldがWindows PEの特集記事「Windows PE 完全活用ガイド―[1]PEを使いこなすための基礎知識 」を始めています。Windows PE自体はだいぶ前から提供されているものでしたが、一般提供されるものではなかったのでそれほど誰もが使うツールではありま…
早、といっても2年ぶりの全面改訂版として第2版が出版されました。最新の情報が追加されるとともに、内容も色々と改訂されているようだったので、購入。Xen徹底入門 第2版 (CD-ROM付)作者: 宮本久仁男,平初,長谷川猛,津村彰出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2…
これは意外とXenServerにとってのキラーアプライアンスになるかもしれません。 シトリックス・システムズ・ジャパンは9月28日、アプリケーション配信制御(ADC)製品「NetScaler」のソフトウェア版として、仮想化環境に対応した「Citrix NetScaler VPX」を発…
VMworld 2009が終わっていますが、どうもいまいち盛り上がりにかけていた気が。もちろん、仮想化はまだまだ注目技術で市場も成長を続けていますので、注目度は高いですし、多くの企業が仮想化市場に参入し続けている状況はまだ当面続きそうではあるのですが…
Windows Server 2008 R2のHyper-V 2.0と合わせて、Microsoftは従来のターミナルサービスを拡張、リモートデスクトップサービス(RDS)として仮想デスクトップ機能が追加されることになります(リモートデスクトップやRemoteAppもこれまでどおり使用可能)。 RDS…
VMware vSphere4で登場した分散仮想スイッチ(とそれを拡張するCisco Nexus 1000v)により、本格的に仮想環境におけるネットワーク環境も物理スイッチど同レベルの設計・運用が可能になってきていますが、CitrixもXenServer用に同じようなアーキテクチャを持っ…
…なんてエントリーを書いていたら、Computerworldにジャストタイミングな記事が。 Windows Server 2008のHyper-VとVMware ESX/ESXiの2つのハイパーバイザにおけるアーキテクチャの違いを、それぞれのデバイスの実装方式の違いを中心に解説し、最後にHyper-V…
Hypervisor型と位置付けられる仮想化ソフトウェアの中でも、XenとHyper-Vはマイクロカーネル型とされています。これはMicrosoftがHyper-VについてVMware ESXに対する優位性とする項目の1つとして挙げたモノシリック型 vs. マイクロカーネル型に由来する分類…
Microsoftのver1.0は基本的な部分は押さえられているけれども使えない、という伝統に則って多くのシステム管理者が強い興味を持ち、中には触ってみたりしている方も多くいらっしゃるものの、突っ込みどころ満載で実運用ベースにはまだなかなか使われていない…
「なんの役に立つかはわからないけど、こんなことできるよ」 一昔前まで、x86サーバにおける仮想化はそんな位置づけだった。UNIXサーバにおけるパーティショニング技術と違い、x86サーバでは標準化によりハードウェアデバイス、OS、アプリケーションなどがベ…
シンクライアント市場をリードするWyseですが、仮想デスクトップが「仮想化」の次の市場として注目を集めつつある中で再度注目を集めつつあります。しかし、仮想デスクトップはセキュリティや管理の集中化という意味で効果の高い仮想化ソリューションではあ…