2ヶ月の放置から復活。別にだれも待ってはいないだろうけれども。自分のためと思って書く。
基礎編
実践編
- 作者: レオ・バボータ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 減らすテクニック6 "シンプル・インターネット"
ここでインターネットを使ってエントリーを書いていること自体が矛盾している気もしますが…。
インターネットは、あなたの生産性を吸い込む「ブラックホール」だ。人生まるごと吸い込まれてしまいかねない。
…(^_^;)。著者はインターネットを使用している時間を把握するところからまず始めることを推奨しています。きっと誰もが、思った以上の時間を「生産性のない使い方」でのインターネットで消費してしまっているでしょうね。
そして著者は現状を把握したら、計画的にインターネットを使うために自問して欲しいとしています。
- 質問1 インターネットを使う真の目的は何だろう?
- 質問2 個人的に好きなサイトはどこだろう?
- 質問3 真剣に集中したい時間帯はいつだろう?
意図して、インターネットを使う時間と使わない時間を明確にすること。きっとこれだけでも劇的に生産性は変わってくるのではないかと思います。さらには、オフラインで仕事をすることこそ生産性を大幅に上げる最も確実な方法です。
<オフラインで仕事をするコツ>
- インターネットでのリサーチは、先にまとめてやる。
- 気が散る原因になるものも、すべてかたづけておく。
- 時間を決めてタイマーをセットしよう。その間は真剣に集中する。
- インターネットが必要な用事を途中で思い出したら、メモだけとってあとでやる。
- 「オフライン時間」を毎日持とう。「オフライン日」を決めるのもいい。
- モデム接続を切ってしまおう。簡単につながる状態を断ってしまえる。
- モデムをかたづけてしまうか、ノートパソコンを持って静かな場所へ移動しよう。
- タスクを達成したら、ごほうびに好きなサイトへ行って楽しもう。
まとまった文章を書いたり、資料を作ったりなど、集中している状態だと非常に効率的に進められる作業も、一瞬ウェブサイトを覗いてしまっただけで一気に集中が崩れ去ってしまうことがありますよね。メールやTwitterなど、「つながっている」ことが当たり前のツールに囲まれているからこそ、積極的にオフラインを意識することは逆に重要度を増している気がします。
インターネットに深く依存していて、オフラインになることなど耐えられないといったインターネット依存症とも言える方も多くいらっしゃるのではないかと思います。そんな人たちに向けて、著者は克服のための6つのポイントを挙げています。
- ポイント1 少なくとも1週間は、克服することに集中する
- ポイント2 インターネット使用のルールを作る
- ポイント3 うずうずしてきたら、ぐっと抑えてやり過ごす
- ポイント4 まわりからのプレッシャーを利用する
- ポイント5 自分にごほうびを出す
- ポイント6 「気分転換」作戦
むむむ、なかなかそれができれば苦労はしないという項目がならんでいるような気もしますが、それでもオフラインのメリットに気がつけるのであれば価値あるチャレンジなのではないでしょうか。