VMware View Open Client

VMwareVMware Toolsをオープンソース化したOpen Virtual Machine Toolsに次いで、View Clientのオープンソース版「VMware View Open Client」を発表した。Google Codeにおいてすでに公開されている

仮想化大手の米VMwareは2月3日(米国時間)、デスクトップ仮想化クライアント「VMware View Open Client」を発表した。LGPL v2.1の下でソースコードを公開、パートナー企業は端末を最適化してデスクトップ仮想化ソリューションを提供できる。これにより、同社のユニバーサルクライアント構想「vClient Initiative」を前進させる。

http://sourceforge.jp/magazine/09/02/04/0057230
VMware Viewの正式クライアントはWindows XPおよびWindows Vistaのみがサポートされているが、オープンソースでノンサポートではあるもののVMware View Open Clientを提供することによってフリーソフトウェアとして提供されているLinuxディストリビューションなどでもVMware Viewによる仮想デスクトップ環境を使えるようにすることによってVMware Viewのシェア拡大につなげようという意図があるのだろう。
USBリダイレクションなどの機能がないものの、SSLによる通信暗号化などはサポートされている模様なので、Linux系OSを載せたThinClientなどからの接続には使えるかもしれない。