書評：『だから言わんこっちゃない〜崖っぷち会社信徒逆襲の手引き』爆笑問題／小学館

タレント本？ってまったく興味がないんですが、なんでだろう、爆笑問題の本だけは買っちゃいます。

だから言わんこっちゃない―崖っぷち会社信徒逆襲の手引き

• はじめに
• 2008年
  • 「辞」めた人ほど「あなたと違う」と開き直る
• 2007年
  • 何も信じられない「偽」の時代をどげんかせんと
• 2006年
  • 下流社会の到来でちょい不良オヤジも「命」に不安
• 2005年
  • 「愛」が足りないのも、想定の範囲内
• 2004年
  • 「災」い転じて福となすのも自己責任
• 2003年
  • 「虎」の尾を踏み、不景気に突入
• あとがき

芸人が書いた本はいまや数多いが、それでも時事問題をネタにした批評連載を雑誌に持つ芸人は今でも爆笑問題ぐらいではないか。そして購入する側としては嬉しいことだが、こうしたいわゆるタレント本はなぜか安い。週刊誌連載ですでに元を取っているからなのかもしれないが、それでも下手な文芸書よりもよっぽど本として面白いと思うのであるが…。
2008年から過去にさかのぼっていく本書では各年の時事問題がネタにされているわけだが、たった5年、されど5年。5年前の話題がこれほど遙か昔の話におもえることが逆に新鮮。
そんなことで、ＴＢＳにて生放送されている爆笑問題の平成20年史を眺めながら読了〜(^_^;)。