VMware VCP, Citrix CCA for Xen Ent Srv, and Microsoft MCP Hyper-V ...

サーバ仮想化御三家VMware, Citrix(Xen), Microsoftですが、製品のリリースに合わせて順番に認定資格プログラムも登場しています。
VMwareは最近はすっかりメジャー資格ブランドになった? VCP(VMware Certified Professional)。トレーニングコース受講が前提となる資格なので、取得に必要なステップは少々(お財布的に)張りますがその分、資格の価値をある程度維持することに成功しているといえます。
続いてCitrixはCCA(Citrix Certified Administrator) for Xen Enterprise Server。まだ日本語試験も提供されていませんし、そもそもXenServerがまだあまり普及していない(シェアを持てていない)ということもあってあまりメジャーではありません。…というか、かなりマニアックな資格に甘んじています。XenApp(Citrix Presentation Server)がそれなりに普及しているのに対して、まだまだこれからといったところ。ハードウェアベンダー各社から組み込み型の仮想化製品としてリリースされ始めますので、この1,2年で今後の命運がよりはっきり見えてきそうです。
そして最後にMicrosoftHyper-V。まだ製品がリリースされていませんので、当然認定資格プログラムも開始されていません。とはいえ、準備は着々と進められているようで、MCP資格の1つとして"70-652: Windows Server Virtualization-Configuring"というかたちで試験がリリースされる様です。認定のための必要要件はまだ明確になっていませんが、その価値はHyper-Vの普及次第でしょう。とはいえ、おそらくXenServerよりは一般ウケするでしょうし、管理ツール系についてはお得意の分野ですので、(それなりお金さえ払えば)に充実した状態でリリースされることになりそうです。
さて、別に資格を取ることが目標になってしまってはいけませんが、ふーむ、どうしましょうかねぇ。
こうして資格やら教育やらが整備されるということは、仮想化も次第にこなれてきたということを意味しているのでしょうけれども。