- 作者: 岡嶋裕史
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/05/17
- メディア: 新書
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いわゆるWeb2.0の収益面における課題と、iPhoneによって現実のものとなるかもしれない「すべての機器を制御する窓口となる"フェデレート端末"についてなど、本書で解説されるちょっと先の未来像はなかなか興味深い。
ジョブズは経営者としては傲慢で地に足がついておらず行き当たりばったりだし、技術者としての力量は未知数だが、優秀なグランドデザイナだ。技術がどう発展したら楽しくなるのか(ついでに懐も潤うのか)的確に突き詰め、分かりやすいビジョンとして技術者や利用者に語れるタレントを持っている。
p.209
Appleの製品の魅力はそのエクスペリエンスだ。これだけ人々を惹きつける様々なアイテムを世界に提供してきた会社はない。Macしかり、iPodしかり。そしてiPhoneがAppleをどういう会社にしていくのか、私も1ユーザとしてとてもワクワクさせられている一人だ。