VMware vSphere 4 発表。

VMwareから"VMware Infrastructure 3"の後継となる"VMware vSphere 4"が発表されました。リリースはもう少し先ですが、今後はより積極的に製品に関する情報が提供され始めることになると思われます。
"VMware Infrastructure"から"VMware vSphere"へと、ブランドネーミングが大きく変更されており、そうした名称の変更が各製品においても同時に実施されていることから慣れるまでは暫くなんのこっちゃな混乱がありそうですが、製品自体は2.xから3.xへと進化した際よりも継続的な、ある意味で成熟度を増す進化を遂げている模様です。ブランド名からInfrastructureが取り外されたことにもあるように、仮想化インフラとしてのベース自体は今後も発展し続けるとはいえ基本的な土台は固められたと思われます。VMware vSphereでもストレージ廻りとネットワーク廻りは大幅に変化・進化している様ですが、仮想マシン環境自体はほぼ成熟の域に達したといえるのかもしれません。
まだ製品提供は開始されていませんが、VI3からのアップデートチェックリスト(※PDF)はすでに公開されています。まだ実際に使用されている環境のアップデートはだいぶ先かもしれませんが、今後に向けて、まずはこのあたりからチェックをしていくことをお薦めします。
さらにはライセンスの形態も大幅に変更されています。ライセンスに関する細かい情報も公開され始めていますので、こちらも要チェックかと。
このBlogでも継続的にvSphereについては情報をウォッチしていきたいと思います。