構造決定

24日、詳細設計打ち合わせ。今回のテーマは構造関連の決定と、電気照明・設備関連の詳細打ち合わせ。
これまで担当してきて頂いている概要設計コーディネートの建築士さんに加えて、今回からは詳細設計の建築士さんを含めて打ち合わせ。少なくとも今回の打ち合わせで構造は決定しないと200年住宅認定申請は間に合わないので急ぐ部分は急ぐ。

まずは構造関連から。

  • 玄関スペースには窓を追加、下駄箱(シェルフを使用?)スペースを考慮してちょっとだけ玄関ドアの位置をずらすなどの修正。玄関とリビングスペースを仕切る引き戸についても、戸の引き入れを玄関側にすることで決定。
  • 水回りはトイレの手洗い器、洗面スペースの洗面器・洗濯機の位置を反対にするなどの修正。洗面スペースの変更理由は洗濯機の上にシェルフなどを設置してものを置けるようにするため。洗濯機スペースはちょっとトイレスペースに食い込むことになるが、リビングスペース側に影響を及ぼさない様にするにはこれが唯一の解だ。
  • キッチン、リビング、収納など1F残りのスペースについては変更事項はなし。
  • 2Fは一部北側斜線のため天井下がりになるのだが仕方ない。真ん中に柱などを設けなくて済んだので私としては天井が多少下がることはとくに問題ない。工事上、雨水進入防止などの施工の手間は増えるだろうがしっかりやってほしい。2Fフリースペース北西側の窓も北東側と同じ腰から上天井までの窓に変更することに。
  • 2F寝室スペースの高い部分に設置予定の窓の高さを多少調整。視線には入れたくないが高すぎるのもちょっといやなので。

以上で家の構造は今回の打ち合わせを持って決定。200年住宅(超長期住宅先導モデル)の認定申請と建築確認申請をこのプランで行ってもらうことになるため、今後は構造レベルでの変更はできない。最終的な延べ床面積は79平方メートル。充分だ。
構造レベルにおけるコスト追加要素は1Fに追加した窓と2Fの窓の変更程度。電気・照明設備関連を除けばこれでコストはおおよそ確定できただろう。まだ修正された見積を受け取っていないのでドキドキだが。

続いて電気照明関連。

  • 1F,2Fについてコンセント配置と照明配置の希望について伝え議論。1Fはほぼ希望の構成になりそう、2Fは一部提案を受けたので採用。次回の打ち合わせにて起こしてもらった電気設備図を元に再度議論の予定。
  • 1Fは水回りを除いてリビング・玄関などのスイッチをリビングと2Fの階段脇に集中、キッチンだけはキッチンスペースの流し脇にスイッチを集中するプラン。エコキュートのリモコン、インターホンの親機、電話やLANのインターフェイス、分電盤などはキッチン奥のスペースにこれまた集中するプラン。
  • LAN関連については結局1Fの電話・光ファイバー引き入れパネルから1Fのテレビ用床下コンセント部分と2Fの共有机部分へのEthernetケーブルの敷設だけをお願いすることに。スイッチや無線LAN光ファイバーTAなどは自分でやりますよーっと。
  • 電話アウトレットは1Fのインターフェイスとテレビの箇所だけにして2Fは全てなしに。子機のある電話用意すればいいでしょ。
  • コンセントの配置は想定する電気機器の使い方を考慮して色々変更。本棚など向けのシェルフを配置する予定の壁からはコンセントをなくし、玄関近く、キッチンスペース、リビング脇などにコンセントを配置することに。2Fは机を置く予定のスペースの高い位置にコンセントを配置してもらうことに。
  • 別途指定のない限りコンセントの高さは床面+500、スイッチの高さは床面+1100にする予定。

最後に設備関連。

  • リビングスペースおよびキッチンスペースに電気シート式の床暖房を、キッチンにビルトインの食洗機、トイレには手洗い器を追加。えーっと、トータル数十万円。
  • 土地前面の道路の実際の状況が狭すぎて工事車両が入れないため人手での資材運搬や立ち上げが必要となることが明確に。当然ながら運搬費が上乗せされることになるのだが、もはや仕方がない。+数十万円のコストアップ。とはいえ、この状況では仕方がないと考えており、コストアップ額もまぁ妥当な範囲だろう。

…などなど、諸々のコストアップ要素は積み上げると100万円の大台を超えそうな予感。200年住宅認定による資金援助はあるが、そもそも200年住宅仕様とすることで追加コストがそれなりにあるのでコストアップ範囲をカバーすることはできない。とはいえ、限りある予算ではあるのだが見えない場所に初期投資をかけることによってランニングコストや後々の追加コストを抑えられればと考えている。

おかねおかねおかねー♪
どうしたもんかねぇ。