富士通の2008 1Qの売上は1兆円以上。でも利益は3億円。

知らなかったので。

富士通は2008年度第1四半期の連結決算を発表した。売上高は対前年同期比0.9%増の1兆1,772億円、営業利益は同97.2%増の58億円、経常利益は同2.41倍の84億円、当期純利益は3億円(前年同期は147億円の赤字)で、黒字に転換した。携帯電話基地局システムインテグレーター(SI)事業の増収、パソコン、HDDのコスト削減などが貢献した。同社では、売上高は円高による影響を除くと5%の増収であるとしている。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/01/009/index.html
知っている人にはそれでもいい結果といえるのかもしれないですが、ここまで利益の薄い商売しているとは思わなかったです。だって、1兆円を超える売上で、純利益はわずか3億円ですよ。利益率はわずか0.03%。ちょっと風が吹いたらすぐ赤字ですよ。「黒字に転換した」って、たまたまじゃないですか?(といったら言い過ぎでしょうか?)
この記事のタイトル「富士通、2008年度第1四半期は営業利益が前年比97.2%増 - SIが貢献」なんですが、この数字で前年比97.2%増っていわれても…。
GoogleとかMicrosoftをみていると、その天と地ともいえる収益率の差に驚きです。
(業態が違うので、単純比較はできませんけど)