イギリスGP

特に中盤から終盤にかけては降雨が強くなり、もはやテレビを見ていても誰が何位なのかまったくわからない展開に。

Lハミルトン 予選4位/決勝1位
Hコヴァライネン 予選1位/決勝5位

Lハミルトンは念願の母国優勝。モナコ以来となる今シーズン3勝目。獲得ポイントでもフェラーリの2人に並んでトップに。予選では落ち込んでいただけに、この結果でハミルトンがのってくると後半戦が面白くなりそう。Hコヴァライネンは初のPP獲得もなぜか決勝では毎回運がなく5位に沈む。ドライバーズポイントでもBMWの2人に先行されており、マクラーレンコンストラクターズ順位は今後のHコヴァライネンの出来次第といえるだろう。

Nハイドフェルド 予選5位/決勝2位
Rクビカ 予選10位/決勝リタイア

Nハイドフェルドは今シーズン3回目の2位獲得。なぜか2戦毎に調子がいい。今シーズンはすっかりRクビサに注目度という意味では後れを取ってしまっているだけに、後半戦でどれだけドライバーズポイントを伸ばしてくるかが本人の来シーズンを決めることになりそう。
Rクビサはマレーシア以来続いていた連続入賞が途絶えるリタイア。とはいえ、ドライバーズポイント争いでも46ポイントとトップ3人に2ポイント差で続いており、十分逆転できるポジションにある。5位につけている同僚Nハイドフェルドとは10ポイント差。

  • ホンダ
Rバリチェロ 予選16位/決勝3位
Jバトン 予選17位/決勝リタイア

奇跡ともいえるRバリチェロの表彰台。終盤にエクストリームウェザータイヤを選択した賭けが当たった。つまらないトラブルがなければ2位も十分狙えたが、まぁ棚から牡丹餅なので十分満足な結果だろう。今シーズンホンダの表彰台が見られるとは思わなかった。Jバトンも走りきっていればポイント獲得は十分狙えたが、38週目にグラベルに乗り上げてリタイア。Rバリチェロはホンダで初の表彰台獲得。この6ポイントでホンダのコンストラクターズポイントは14に。ルノーに1ポイント差まで迫っている。

Kライコネン 予選3位/決勝4位
Fマッサ 予選9位/決勝13位

1回目ピットストップ時の選択(タイヤ交換せず)失敗が全て。Kライコネンは何度かスピンしたものの、終盤に天候が持ち直したこともあり、なんとかFアロンソとの4位争いを振り切り、踏みとどまっての4位フィニッシュ。Fマッサはクルクルとスピンをしまくり(あやうくウサギを跳ねかけ)、完走するも最下位に沈む。いいところなし。
とはいえ、両ドライバーともにドライバーズチャンピオンシップではマクラーレンのLハミルトンと並んで同ポイントでトップとなっており、まだまだこれからの展開。コンストラクターズチャンピオンシップでは2位BMWに14ポイント差をつけてリードを広げている。

Fアロンソ 予選6位/決勝6位
NピケJr 予選7位/決勝リタイア

Fアロンソが素晴らしいドライバーであることを証明したといってもいい一戦。タイヤ選択が上手くいかなかったものの、それでもひたすらスピンをせずに走り続け、だいぶパフォーマンスに差のあったHコヴァライネンを数周に渡ってブロックし続け、最後まで中嶋一貴とJトゥルーリにはポジションを明け渡さなかった。この3ポイントがなければコンストラクターズポイントでホンダに逆転されるという不名誉な状況となっていただけに、貴重なポイント。後半戦もFアロンソ頼りになりそうだが、はたして来シーズンの去就やいかに。NピケJrはいいところなし。

Jトゥルーリ 予選14位/決勝7位
Tグロック 予選12位/決勝12位

Jトゥルーリは最後の最後でエクストリームウェザーを履いていてペースを落としていた中嶋一貴を交わして7位入賞。イギリスGPは練習走行時から全然勝負が出来ていなかっただけに、ここでの2ポイント獲得は十分な結果といえるだろう。Tグロックは予選ではJトゥルーリを上回ったものの、レースではスピンなどもあって12位に沈む。
3線連続でのポイント獲得により、レッドブルを抜いてコンストラクターズポイント4位に。

  • ウィリアムズ
中嶋一貴 予選15位/決勝8位
Nロズベルグ 予選18位/決勝9位(ピットスタート)

2ポイントを獲得したかった中嶋一貴だが、最後の最後でJトゥルーリにかわされて8位1ポイント。とはいえ、これで同僚であるNロズベルグの獲得ポイントに並んだ。Nロズベルグの獲得した8ポイントの内オーストラリアGP3位の6ポイントがあることを考えると、地道とはいえコンスタントにポイントを獲得し続ける中嶋一貴の存在はウィリアムズにとって重要になりつつある。予選後にサスペンションを交換したNロズベルグピットスタートとなるも9位にまで追い上げた。Tグロックに突っ込んでフロントノーズをぶっ壊したりしながらも完走。

Mウェバー 予選2位/決勝10位
Dクルサード 予選11位/決勝リタイア

Dクルサードにとって、最後のイギリスGPは非常に残念な結果になった。Mウェバーは予選2位というベストポジションからスタートを切りながらも序盤がボロボロの展開で10位に沈んだ。レースペースは悪くなかっただけに、序盤のスピンが悔やまれる展開。コンストラクターズポイントではついにトヨタに4位の座を明け渡すことになってしまった。

Sボーデ 予選13位/決勝11位
Sベッテル 予選8位/決勝リタイア

特にコメントなし。

  • フォースインディア
Aスーティル 予選19位/決勝リタイア
Gフィジケラ 予選20位/決勝リタイア

特にコメントなし。