できることでも、まかせる

仕事においては、たとえ自分ができることであっても、他の人・他の組織・他の会社にまかせることがある。
自分でやってしまえば、100%自分でコントロールすることができ、コストもかからない。
他にまかせれば、意思疎通を図って認識を共有させていく必要があるし、コストもかかる。
しかし、だからといってすべてを自分でやるわけにはいかない。自分が出来る範囲には限度がある。そして、自分が出来ることであっても他にまかせることによって、自分は「今、自分が出来ないことを出来るようにする」ことに時間を割くことが出来るようになる、ということでもある。
分業という仕組みがどこまで細分化するべきなのか、それは仕事の内容や業界などによって異なるだろうが、できることでも、まかせることには意味がある。