文系とか理系とかいらない

大学は大きく文系と理系に分けられていますが、このくくりはいらないのではないかと。
私は経済学部卒ですが、経済学なんていうのは文系と理系の狭間みたいな分野です。経済史や経済原論は私としては文系的分野だと思いますが、ミクロ/マクロ経済学や公共経済学、統計学などはほぼ完全に理系的な分野だと思いますし、さらにはゲーム理論などは経済学だけでなく、生物学や社会学など、非常に幅広い分野で多くの研究者によって扱われています。私も主に統計学ミクロ経済学ゲーム理論を主にやっていたのであまり文系という気がしません・・・。統計学なんて、Excelの統計式にいじめられていた記憶しか・・・。
ということで、非常に幅広い分野にわたって学問が行われる場所が大学なのですから、それを文系と理系の2つに分けてしまおうという発想がそもそもいかがなものかといいたいのですよ。中には自ら堂々と「文系総合大学」とか偉そうにいっている大学もありますが、どうなのよ、と。
たとえば経済学部と情報学部を持つ大学があってもいいように思えますが、総合大学ではあってもその2つの学部からなる尖った大学などがあってもいいのではないかと。
入試も英語必須はかまいませんが、あとは複数自由選択でよいのではないかと。たとえば、歴史と地学と数学と国語、とか。
また、現在縦割りになってしまっている学部を横断するような学科があってもいいのではないかと思います。
特にゲーム理論はその架け橋になるのではないかと個人的には思っていますがいかがでしょう?