SUSE Default File System

Novellは米国時間10月12日、SUSE Linux Enterpriseの新版のデフォルトファイルシステムとしてext3を採用すると発表した。ファイルシステムは、ハードディスクへのデータ記録方法を管理する重要な基本ソフトだ。この変更により、現在のデフォルトであるReiserFSは、今後もサポートはされるものの、二次的なオプションとなる。
これまでReiserFSは、プログラマーのHans Reiser氏の管理下にあったが、そのReiser氏が今週、別居中の妻を殺害した容疑で逮捕された。もっとも、NovellはReiser氏が逮捕される前から、ext3への変更を検討していた。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20272368,00.htm?tag=nl
おっと。思わぬ余波が。
多くのLinuxディストリビューションext3をデフォルトのファイルシステムとしているなかで、SUSEはめずらしくReiserFSをデフォルトにしてきましたが、ついにext3に変更することになりました。
…その理由が技術的なものだけではないところは少々残念ですが…。
ま、ファイルシステムレベルの話なのであまり見える部分の話ではないのですが、SUSEにとって大きな変更の1つとなります。
ReiserFSもReiser4など色々と問題を抱えている状況だっただけに、最後の引き金が引かれた(ブラックジョーク?)ということでしょう。