フェルマーの最終定理

で、そもそもフェルマーの最終定理ってどういう定理なのさということで…。
まずはピタゴラスの定理から。
x2+y2=z2
この組み合わせを構成するx, y, zは無限に存在する。で、次がフェルマーの最終定理
xn+yn=zn n=3, 4, 5 ...
を満たすx, y, zは存在しない、というもの。
この定理は「算術」の余白に書かれ、そこには以下のような文章も添えられていた。
「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」
1637年に発見されたこの定理は1993年にアンドリュー・ワイルズが証明するまでの350年以上にわたって数学者を悩ませることになる。

フェルマーの最終定理