棟上げ(2)

棟上げ2日目。本日も多少曇りがちではあるものの、特に問題なし。
…というか、昨日の時点で2階天井部分の板張りまで終えて頂いていたので、本日は棟上げというよりも大工作業の開始日といったところ。ついこの間まで2Dだった空間が、突然3D空間に展開しました。

昨日まで現場に入って頂いていた鳶職の方々は昨日の作業にて終了とのこと。しっかりとご挨拶できませんでしたがありがとうございました。本日以降は大工さん2名で作業を進めて頂きます。現場にはこれから壁や天井、内壁などの造作に使用する木材やウレタンボードなどが山積みされています。

こちらはユニットバスが据え付けられる予定の場所。現在は工具や部材などがしまわれるスペースとして使用されてる模様です。基礎と外部の土台との間の部分には断熱を目的として発泡材が吹き付けられています。

SE構法の場合、柱や梁の構造材には金具が取り付けられているため、金具が挿入されているスリットがそのまま見えてしまうことになります。これは完成してもそのまま。我が家は柱や梁をなるべく現しにして見えるままにする予定ですので、当然ながらこれらのスリットもそのままになります。ま、しっかりとした構造である証拠なのでまぁいいんですけれどもね。金具の分、柱と梁の間にすき間があるかのように見えますのでちょっと「ん?」とは思ってしまいますけれども。

こちらは2階北側斜線により天井部分が斜めになっている箇所。どの程度天井下がりが気になるかなぁと思っていましたが、これはこれでデザイン的な感じになっていいかも。将来的には子供部屋的なスペースになる予定もあるので、いい感じに屋根裏部屋的な雰囲気が出る…かなぁ。

「ちょっとそれは…」といわれるかと思っていたのですが、せっかくの機会ですので2階天井の上にも登らせてもらいました。開けた風景が広がっている…ことはありませんが、逆に廻りの建物もほぼ同じ高さなので、日差しを遮るような建物もありませんし、空間的な圧迫感などもありません。
基礎の段階ではやはり狭く感じてしまうこともありましたが、建物として立ち上がってみると空間的な広がりを感じることができます。今後、壁面が取り付けられていくとまたまた狭く感じてしまうのかもしれませんが(^_^;)、次の楽しみは窓の配置がどのようになっていくか、実際に体感してみたいといったところになりそうです。
大工さん、今後も安全第一で丁寧な仕事をよろしくお願いします!