お金はいろいろかかる。:住宅ローン編

当然ながら?私の貯蓄は家を買えるほどないので、今回土地を購入して家を建てるためには住宅ローンを組むことになります。
前職では財形をやっていましたが、現在は転職によって解約してしまっているので、財形をアテにしてお金を借りることはできません。また、現在の会社には社員向けの融資制度などはありません。ゆえに、今回お金を借りる先の選択肢としては銀行(などの金融機関)かフラット35ぐらいとなります。
一昔前だとフラット35ならぬ住宅金融公庫と比較になるような住宅ローンはありませんでしたが、現在では銀行などの金融機関が様々な住宅ローンプランを提供しているため、逆にフラット35よりも銀行ローンを使用する人の方が多いようです。私もまたその例に漏れず銀行の住宅ローンを選択する予定です。
お金を借りるのに際して考えなければならないことは色々あるのですが、最大のポイントは2つ、金利のタイプと返済方式といえるでしょう。
金利のタイプは固定金利型か変動金利型かが基本です。その他には、当初の指定期間(2年〜20年など様々)は固定で、その後は固定を継続するか変動に移行するかを選択するようなタイプもあります。最近は景気が後退期に入ってきており、金利も低いまま据え置かれています。現時点で変動金利の場合の金利は1.3〜1.5%程度、35年間固定金利だと2.8〜3.0%程度となっている模様です。このまま低金利が続くと考えれば当然ながら変動金利を選択する方がいいのですが、10年20年と不景気が続くとも思えません。結局は選択しなければならないのですが、なかなか悩ましい。私の場合は、半分は変動金利、半分は固定金利にしようかと思っていますが、まだちょっと比率を変えるべきか悩み続けています(^_^;)。
次が返済方式。こちらはどこで借りてもおおよその場合「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。元利均等返済は(金利が一定であった場合に)返済期間の最初から最後まで一定となる方式です。最初の内はほとんどが利息の支払いとなっており、元金はなかなか減りませんが、当初の返済額は少なくなるために資金計画が立てやすくなるというメリットがあります。対して、元金均等返済は返済の内元金にあたる部分の返済額を最初から最後まで一定とする方式です。最初の内は利息の返済額も多いのでトータルの返済額は元利均等返済の場合よりも増えますが、元金を最初から一定額返済し続けることになるため、トータルの返済額は元利均等返済の場合よりも少なくなります。当然ながら返済額が少なくて済む元金均等返済の方がいいと考えていますが、当初の返済額が多い点がちょっと悩ましい点。私は住宅ローンをおおよそ半分に別けて、変動金利にすることで返済額が現在の所は少なくて済む方を元金均等返済で、固定金利にすることで返済額が多くなる方を元利均等返済にしようかとも考えていますが、それだと返済額の削減幅が少なくなるんですよね…。ま、繰り上げ返済によってカバーすることになるんでしょうけれども。
なかなか悩ましいですねぇ。