残念ながら、SUPER AGURIはF1から撤退することになりました。
スーパーアグリＦ１チーム（SAF1）は、本日、Ｆ１世界選手権から撤退することを決定した。2006年からプライベーターチームとしてＦ１に参戦し、昨年はチーム結成２２戦目（スペインGP）で初ポイントを獲得、2007年のランキング９位という成績を残したＳＡＦ１のF１における活動は本日、その幕を閉じることになる。
ビッグスポンサー自身が運営しないスタイルのF1チームはいまやウィリアムズだけになってしまいました(レッドブルとトロロッソはもちろんレッドブルが資金を惜しげなく注いでいますし、フォースインディアもキングフィッシャーその他のインド企業にしっかりと支えられています。その他のチームは完全にマニュファクチュアラー自身が運営するチーム)。ヨーロッパにF1サーカスが戻り、パドックにモーターホームがずらっと並ぶ様になり、やはりF1はお金持ちのスポーツであることが改めてはっきりしました。F1の分配金が配分されるチームであっても、ビッグスポンサーのかなり本腰を入れた資金援助がないと成り立たない世界なのです。F1は世界的に人気のあるモータースポーツの頂点であると認識されていますが、現状はあまりファンの方を向いた状況だとはいえない気がします。シーズン途中でチームが1つ消えてしまう状況ははたしてF1にとって望ましいことなのでしょうか？
http://www.saf1.co.jp/ja/topics/2008/nws_080506.html
