Unity on VMware Workstation 6.5

VMware Fusionで実装されたアプリケーションウィンドウだけを仮想化環境から取り出すように実行し、OSの垣根を越えてアプリケーションが動いているようにみせかけるUnity機能がWorkstationにも搭載されるようだ。

Unity today works in Linux on my system. It’s known to work in Metacity but hasn’t been thoroughly tested in other window managers yet. The basic things you’d expect all work for the most part. The rest will come later.

http://www.chipx86.com/blog/?p=237
まだまだ完成までには多少の時間がかかりそうだが、きっとクライアント環境の仮想化としては正しい方向性に進んだ機能だと思う。別にマルチOSがユーザが望むゴールではない。MacであろうとWindowsであろうと、そしてLinuxであろうと同じアプリケーションを使える環境が欲しい。まだ現状では仮想化によるオーバーヘッドが気になるレベルだが、きっと数年後のパソコンの性能と仮想化環境の進歩によってそんな些細な問題はすぐに問題のないレベルになるだろう。そうなると、もはやOSはなんでもいいわけで、ますますOSのロックインは弱くなるなぁと思う。Microsoftの牙城はもしかすると、こんなところから綻びだすのかもしれない。