こうなったらとことんオタッキー路線まっしぐらということで、男鹿和雄展に続いてエヴァンゲリオン新劇場版：序を観賞。こちらはさすがに平日ということもあって大スクリーンで少ないお客さんでいい感じ。唯一、同じ列に座っていた見るからにな二人組みが始まる前から終わるまでグゥグゥ寝ててある意味気が散りましたけど(なんだったんだ、いったい。
ストーリーとしては今作ではテレビ版の枠を超えた展開はほぼなし(新しいシーンもいくつかあるが、同時に削除されたシーンもある)で、いわゆる第壱話「使徒、襲来」の第三使徒サキエルから第六話「決戦、第3新東京市」の第五使徒ラミエルとの戦いが終わるまでのストーリーを新たに書き起こしたもの。テレビであるがゆえの制約や制限などに縛られず、また技術的な進歩も含めておそらくこう表現したかったんだろうなぁという映像がけっこう盛り込まれていた。テレビでの放送6回分を1つの映画としているので、まぁ尺的にも妥当なところ？テレビ版でも前半のハイライトであった(のだと思う)ラミエルに対する陽電子砲による超長距離狙撃／ヤシマ作戦のシーンはかなり描きなおされ迫力が増していていいかんじだった。
テレビ版同様、エンドロールのあとには次回予告が入っているのがなんともいえないところだったのだが、次作「破」ではテレビ版やこれまでの劇場版とは異なる展開が盛り込まれてくる模様なのでそれはそれで楽しみではある。
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