ネットvs.リアルの衝突−誰がウェブ2.0を制するか

新年の通勤のお供。

Winny騒動の経過、TRONに立ちふさがった壁、情報家電などの面から主に日本におけるネットとリアル(主に政府)の衝突や囲い込みをテーマとした一冊。
少々悲観的・批判的過ぎるとも思うが、新書としては読み応えはあるかと思う。もはや誰もが無視するわけにはいかなくなったネットの台頭に対してリアルはどのように対応してきたのか、現在ある状況はなぜ生まれたのか、そして今後、どのようにネットとリアルは絡んでいくのかを考えるきっかけという意味では読む価値はある。