Microsoftは5日(米国時間)、Microsoft OfficeでOpen Document Format(ODF)に準拠したファイルのインポートを可能にする「Open XML Transrator」プロジェクトを発足、第一弾としてWord 2007用アドインの試作版「ODF Add-in for Word 2007」を公開した。アドインのソースコードや変換用コマンドツール、関連ドキュメントもあわせて公開されている。
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/07/06/342.html
Microsoftが自らODFをサポートするためのアドインを用意してくるとは思わなかった。
よくよく考えてみると、別にOfficeツールの優劣はそのフォーマットで決まるわけではない。もちろん、独自フォーマットで囲い込むことは強いロックインを生むだろうが、ユーザはどんなフォーマットで保存されるかよりも機能や価格で製品を選択するはずだ。
Microsoft Officeと他のメーカーやオープンソースのOfficeツールに競争が持ち込まれることはユーザとしては望ましい状況だと思う。
