おしごと

はてなid:naoyaさんのダイアリーより。

あと大事なのは、いつでも深く潜っていける環境に自分の身を置いておけるか、そういう環境を自ら作り出せるかってことでしょうか。潜りたいと思っても潜れないプログラマは世の中にたくさんいる。ベンチャーにいていいなあと思うのは、組織を自分で作ることができるからだなと最近思います。大きな組織では自分がいるべき場所を選ぶこと以外は難しいけど、組織が組織として成立してない小さな組織なら、気に入らなければ自分で作る/変えることができます。あと会社から、組織から、何かを享受するということに慣れてしまってはいけない。享受されてるだけでは自分で居やすい場所を自分で作ることはできませんね。

http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060625/1151197503
プログラマーだとかSEだとかエンジニアだとか、IT業界の技術職は担当するレイヤーによってちょっとずつ名前が違い、仕事のやり方がちがい、そして会社としての社風も異なるわけですが、どこのレイヤーにいてもそのレイヤーにとどまるのではなく、ちょっとずつ広げていく努力を忘れてはいけないと最近思っています。そして単に広げるだけでなく、"深"化もしていかなくちゃいけない。どっちも大事で、どっちに重点を置くかは人それぞれだとは思いますが。
オープンソースが広まって、アプリケーション〜OSまでのレイヤーはだいぶ風通しがよくなってきました。数年前と比較してもだいぶいい環境になってきていると思います。もうちょっと早くこういう時代になっていたらなぁとも思いますが、今、ちょうどこの時点にこうした境遇でいられることも嬉しく思っていたりしています。
Ciscoをいじくることからスタートして、Firewall, Windows, Linux, SAN, FiberChannel, NAS, Blade, VMware...。次第にその幅を広げてきたこの数年間でしたが、ここからしばらくはその広げた範囲を深化させることにバランスを変えてみようかと考えています。