立花隆

最近、なぜか立花隆さんの本を読んでいないなぁと思っていたのだが、danさんがこのモヤモヤしたものを明快にしてくれる文章を書いていた。

ネコビルまで建てて確保した蔵書も、あくまでも食事。それを第一線で活躍する者達への取材という筋トレで肉に変えていたのが立花隆だ。
その彼が取材するのをやめたとき、こうも衰えるのかと愕然としたのが、メディア・ソシオポリティックスだ。
もし彼が本当に「足腰」を大事にしていたら、絶対に「メディア・ソシオポリティクス」は単なるWeb記事ではなく、TBもcommentも受け付けるblogにしていたはずだ。はっきり行ってもう立花隆はネット的じゃない。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50492497.html
ちょっと前まで、立花隆さんの本から受けるインパクトはとても大きかった。でもブログ漬けになっている最近ではあまり興味を引かれない。

滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか

…も本屋で手に取ってみたけれども、今のところ購入することを控えている。近いうちにBook Offに大量に出てくるだろうし。
猫ビルから新たな傑作が生み出される日がくればいいのだけれども。