無印良品の家セミナー@東京国際フォーラム

まずは、ということで東京国際フォーラムで開催される「無印良品の家セミナー」に参加。

  • 第1部 無印良品の家づくり〜「木の家」と「窓の家」の話
  • 第2部 実際に建てられた「実例」のご紹介

14:00〜16:00。
第1部では、無印良品のスタンスと家づくりに対する考え方、さらに「木の家」と「窓の家」のコンセプトについての紹介。表面的ではない部分として、SE工法やベタ基礎、外断熱工法などについても。
第2部では、「木の家」と「窓の家」それぞれの実際の事例紹介。それぞれの施主の考え方や、その結果としてできあがった家の間取りなどについての説明。

まだ土地探しも具体的に始めていないし、資金繰りに目処が立っているわけではないんですが、子供が生まれるのをいいきっかけとして真剣に取り組んでみようかなと思います。
駅に近いなど便利という点だけはマンションにもいいところはあると思いますが、それ以外のメリットは何も感じられません。同じように、ハウスメーカーの建て売りも部屋がわかれていたりして○LDKとか説明されても、そもそもそんな風に部屋が分かれていること自体にあまり魅力を感じないのです。廊下ってムダなスペースだと思いますし、明確な区分のあるスペースではなく、なんとなくここはこんなスペースといったように、漠然とした空間の方がいいなぁ、と。
そんな私にとって、建築家と建てる家は必然的ともいえる解であると考えていました。しかし、建築家と建てる家にもデメリットはあります。どうしても建築家と建てる家は「建築家の作品」となるため、完全に自分たちの生活空間として造られるのか、どうしても不安がつきまといます。とんでもない家になるとは思いませんが、建築家にもそれぞれ拘りはあるはずですから。そんな風に色々と考えているうちに、自分にとって家は完成した時点では未完成な器であって欲しいと思うようになりました。そしてそんな私にとって、無印良品の家はかなり理想に近い家なんじゃないかと思うに至ったわけです。
もちろん屋上テラスがあるといいなぁとか、過剰な?本棚スペースや土間スペースが欲しいなぁなどと色々と思うところはあるのですが、まぁそれはそれ。
急ぐようなお買い物ではないことは十分承知しているので、焦りはしませんが、本格的に住処について取り組み始めるスタートとして、いいイベントでした。