あまり注目されていないのかもしれないが、Nintendo DSに関する下記のニュースは近い将来におけるポータブルデバイスの大きな可能性を示しているように思う。もしかしたらiPhoneの最大のライバルはNintendo DSになるかもしれない。
ゲームだけでなく美術館でのインタラクティブ・ガイドや学校教材といった利用も広がりつつあるニンテンドーDSに、今度はWiFi機能を使った「野球観戦のお供」システムが登場しました。APによると、任天堂はシアトル・マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドでDS Liteを使った野球観戦支援システム"Nintendo Fan Network"の実地試験を開始したとのこと。
http://japanese.engadget.com/2007/07/09/ds-lite-nintendo-fan-network/
様々なイベントは現場に行って体験することに価値があると思うが、残念ながら現場に行ってしまうと逆に全体の状況がつかめないイベントは数多い。カーレースなどの会場が広いイベントや、大人数のイベントなど、知りたい情報に知りたいときにアクセスできる仕組みがあると大変便利だ。そんなときに、広く普及していて電池の持ちもよく、持ち歩きにもそんなにかさばらず、操作しやすいポータブルゲーム機は最適だ。簡単なプログラミングをダウンロードすることもできるし、それなりの映像処理スペックもある。ワンセグが映せるのであれば、映像もまぁそこそこいけるだろう。
Wi-Fiとゲーム機。それは単にゲームのためだけではない。Nintendoとしてもゲームではない使い方を開拓していくことは大きな可能性を秘めているだけにきっと狙っているにちがいない。
