- 決勝
Pos. | ドライバー | コンストラクターズ | Time |
1 | Kライコネン | フェラーリ | 1:18.188 |
2 | Fマッサ | フェラーリ | +2.400 |
3 | Lハミルトン | マクラーレン | +32.100 |
4 | Rクビサ | BMW | +41.700 |
5 | Nハイドフェルド | BMW | +48.800 |
6 | Gフィジケラ | ルノー | +52.200 |
7 | Fアロンソ | マクラーレン | +56.500 |
8 | Jバトン | ホンダ | +58.800 |
9 | Nロズベルグ | ウィリアムズ | +68.500 |
10 | Rシューマッハ | トヨタ | +1laps |
11 | Rバリチェロ | ホンダ | +1laps |
12 | Mウェーバー | レッドブル | +1laps |
13 | Dクルサード | レッドブル | +1laps |
14 | Aブルツ | ウィリアムズ | +1laps |
15 | Hコヴァライネン | ルノー | +1laps |
16 | 佐藤琢磨 | スーパーアグリ | +2laps |
17 | Aスーティル | スパイカー | +2laps |
去年のレースを見ているような、久々にフェラーリがレースをリードする展開。スタート直後の混乱でリウィツィ、トゥルーリ、デビッドソンの3名がリタイアしてしまったものの、その後は大きな混乱は無く進んだレースとなった。
フェラーリ内部のバトルでは、結局マッサに運が無かったということもあり、久々にKライコネンが優勝。フェラーリ2台の上位争いはあまり面白いものではなく淡々とした展開であったが、確実に1-2位を確保できたことでフェラーリとしても後半戦の戦いにむけて弾みがつけられたというところだろう。少なくとも、これで多少後半戦が面白くはなりそうな感じがする。
Lハミルトンは1-2位のフェラーリを脅かすまでにはいかず。ただ、Lハミルトン最大の見せ場は、ピットインからRクビサのすぐ後ろに入って、その後すぐの高速シケインであっさりとRクビサを抜き去った場面だろう。数周は苦労することになるかと思ったが、交換直後の、まだグリップの薄いタイヤを履いた状態であんなことができるというのはやはり「脅威の新人」たるところだろう。Fアロンソは終始Nハイドフェルドを苦しめたが、結局ゴール時点では抜くことにはいたらず、7位フィニッシュ。とはいえ、このコースで10位スタートという苦しい立場からしっかりと7位に食い込んで来るところは王者も成長したということだろう。
Rクビサは見事に復活。Nハイドフェルドも最後までFアロンソの追撃をかわして4-5位フィニッシュ。
- ホンダ
Jバトンがなんとか8位に食い込み、今期初ポイントをホンダにもたらす。とはいえ、たった1ポイント。今後どこまでホンダが伸びてくるのか、フランスに続いて次戦イギリスで真価が問われるというところだろう。
マクラーレン、フェラーリの2強、そして追撃するBMWという3強に続くポジションを確保しつつある。トヨタ、ホンダはなんとしてもルノーに置いて行かれるという展開は避けたいところだろう。
Aデビッドソンは残念ながらリタイア。佐藤琢磨もファクトリーチームには着いて行けず結局16位フィニッシュ。なんとか今期中に、レッドブルと互角に争える程度になるといいのだけれども。