スペインGP:予選・決勝

ついにこのときが!スーパーアグリ、ポイント獲得おめでとう!

決勝

Pos. ドライバー コンストラクター Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:31:36.230
2 L・ハミルトン マクラーレン +6.700
3 F・アロンソ マクラーレン +17.400
4 R・クビサ BMW +31.600
5 D・クルサード レッドブル +58.300
6 N・ロズベルグ ウィリアムズ +59.500
7 H・コヴァライネン ルノー +62.100
8 佐藤琢磨 スーパーアグリ +1laps
9 G・フィジケラ ルノー +1laps
10 R・バリチェロ ホンダ +1laps
11 A・デビッドソン スーパーアグリ +1laps
12 J・バトン ホンダ +1laps
13 A・スーティル スパイカー +2laps
14 C・アルバース スパイカー +2laps

ライコネントゥルーリハイドフェルドが消え去ったとはいえ、フィジケラバリチェロをパスしての佐藤琢磨8位入賞は素晴らしい。
予選ではどうなることかと思ったが、Aデビッドソンも11位完走。ヨーロッパラウンドに入ったら厳しいのではという事前予想を覆す好成績でした。
唯一の心配点は、カスタマーマシン論争の行方にこの結果がどう響くか、といったところでしょうか。

Fマッサはポールトゥーウィン。母国GPなだけに絶対優勝したかったであろうFアロンソをおさせての2勝目は大きな価値がある。
Kライコネンのリタイアは痛い。今後、このポイント差はけっこう効いてくるだろう。

ついにドライバーズポイントでLハミルトンがリーダーに。時代の大きな変化を感じずにはいられない。
FアロンソはKライコネンのリタイアで3位に浮上したが、Lハミルトンのパフォーマンスには全体的に勝る部分はなかった。

Rクビサはしっかりと4位入賞。
Nハイドフェルドのリタイアは残念だが、ポジション的にマクラーレンフェラーリを追う3番手にBMWが付けていることをはっきりさせた結果といえそう。

今回のスペインGPはトヨタにとっては忘れたい一戦となった。ただ、JトゥルーリとRシューマッハのパフォーマンスの違いはなんなのだろう。
苦しみながらもJトゥルーリはここ数戦、パフォーマンスを発揮しているが、Rシューマッハはいまだに下位で苦しんでいる。

ルノー、ホンダはいまだに中盤での苦しい戦いが続く。Jバトンは相当フラストレーションが溜まっていそうだ。
スパイカールノーエンジンを搭載するも今シーズンの定位置から抜け出すことは難しいだろう。

予選

Pos. ドライバー コンストラクター Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:21.421
2 F・アロンソ マクラーレン 1:21.451
3 K・ライコネン フェラーリ 1:21.723
4 L・ハミルトン マクラーレン 1:21.785
5 R・クビサ BMW 1:22.253
6 J・トゥルーリ トヨタ 1:22.324
7 N・ハイドフェルド BMW 1:22.389
8 H・コヴァライネン ルノー 1:22.568
9 D・クルサード レッドブル 1:22.749
10 G・フィジケラ ルノー 1:22.881
11 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.968
12 R・バリチェロ ホンダ 1:22.097
13 佐藤琢磨 スーパーアグリ 1:22.115
14 J・バトン ホンダ 1:22.120
15 A・デビッドソン スーパーアグリ 1:22.295
16 V・リウッツィ トロロッソ 1:22.508
17 R・シューマッハ トヨタ 1:22.666
18 A・ブルツ ウィリアムズ 1:22.769
19 M・ウェーバー レッドブル 1:23.398
20 A・スーティル スパイカー 1:23.811
21 C・アルバース スパイカー 1:23.990
22 S・スピード トロロッソ no time

スーパーアグリは普通に2ndセッションに進出するようになりましたね。
トヨタはJトゥルーリとRシューマッハの間でなんでこれだけパフォーマンスに差があるのかが不思議。
ルノーは苦しみながらもしっかりとQ3に進出してくるあたりはやはりさすが。
BMWはすっかり2強を追う立場として定着しました。
ホンダがいつ復活してくるのか、マクラーレンフェラーリの争いはどうなっていくのか、なかなか楽しめる今シーズンです。