Microsoft Foreforent

ついにMicrosoftからサーバ向けセキュリティ製品が国内でも。

マイクロソフトは11月24日、企業向けセキュリティ製品群「Forefront」のサーバ・アプリケーション向け製品「Forefront Security for Exchange Server」(FSE)と「Forefront Security for SharePoint」(FSS)を発表した。両製品とも、Forefrontブランドの下に国内で投入される初の製品となり、12月1日よりリリースされる。

http://www.computerworld.jp/news/sec/53229.html
Microsoft製品のサーバ・アプリケーションをMicrosoft製品のセキュリティ製品で保護するのであれば問題が発生した場合の解決が別のベンダー製品を使用する場合よりも容易になると思われ、それなりにシェアを獲得しそうだ。

今回発表されたFSEは「Exchange Server 2007」を、FSSは「SharePoint Server 2007」および「Windows SharePoint Services Version 3」を、それぞれ対象にセキュリティ機能を提供する。ウイルス/ワーム対策機能、スパイウェア対策機能に加え、ファイル/コンテンツ・フィルタリング機能を搭載している。加えてFSEでは、スパム・メール対策機能も利用することができる。

Microsoftもついに住み分けなんぞなんのその。セキュリティ製品市場に本格参戦です。

FSE/FSSの価格体系は、ユーザーもしくはデバイスごとに利用料を支払うサブスクリプション方式のライセンス価格を採用している。参考価格は、200 ユーザー/36カ月契約でFSEを利用するときで、一括払いの場合は144万円、12カ月ごとに支払う場合の1回の支払い額は48万円となる。

システムが完全にMicrosoft化することはサポートを一元化できるなどのメリットもあるが、Microsoft製品に強力にロックインしてしまうというリスクも抱えることになる。
ただ、Windowsを使う以上Microsoftにはすでに依存することになっているわけで、Forefrontを使用することの魅力は大きそうだ。