Solaris on x86

もう1つのソフトウェアであるSolarisについては、オープンソース化して600万のライセンスが現在利用されているとのことだ。実はこのうちの 70%は、IBMDell、HPのハードウェアで利用されている。つまり、このハードウェアのビジネスという側面では、完全なライバルとなっている3社が、OSであるSolarisから見ると拡大のためのチャネルパートナーとなっているのだ。OSがどのハードウェアでも動くように考えているUNIX OSはほかにはない。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0610/26/news079.html
たしかに様々なメーカーのIAサーバで動作することは魅力ではあるが、結局「だったらLinuxでいいのでは?」という問題にぶちあたる。
HPやIBMUNIXは各社のハードウェアに密接に結びついているが、逆にそれは独自のソリューションであったり機能であったりといった差別化を生み出すことにつながっている。
Solaris、そしてSunが今後どのような道を歩んでいこうとしているのか、しばらくは様子見していく必要があるだろう。