Longhorn:Server Core

サーバ用途として使用する場合に不要な機能が邪魔だったWindowsがやっと次期バージョンのサーバから一歩前進する。Windows Server "Longhorn"は最小限のコンポーネントだけが導入され、GUIに関連した不要なモジュールが導入されない"Server Core"モードでインストールすることが可能になる予定だ。
管理は別途管理用MMCを導入した端末からネットワーク越しで実施する。不要なモジュールが導入されないことによって、サーバの負荷も低減することが見込めるし、セキュリティも高めることが出来る。適用する必要がでてくるパッチの数も最小限に減らすことが出来るだろう。インストール時にかなりコンポーネントを絞り込むことが出来るLinuxに対向するためには必要な機能であったといえる。
ADサーバやFileサーバなど、Windowsがよく使用されている用途のサーバでは特にサーバ自身がGUI管理ツールを備えている必要性はない。
Longhornが登場した後は、多くのサーバが"server Core"モードで導入されて使用されることになるのではないかと思う。