プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展/The Price Collection "JAKUCHU and The Age of Imagination"


プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展に行って参りました。はてなのチケットプレゼント「「プライス・コレクション」見たい!」で当たったので(^_^)v
http://d.hatena.ne.jp/takaochan/20060527/1148661883
#はてなさんありがとー!
いやー、いいっすね。日本の絵は。日本人だからか、西洋画よりも絵から受けるインスピレーションが強いです。
はてなでコレクションブログも公開(http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/)されていて、開催に寄せてもプライス氏の展示会開催への意気込みが伝わってきます(http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/20060704/p1)。
個人的に気に入った作品はこのへん。どちらも若冲の作品ではありませんが…(^_^;)。

  • 33:松に鶴図屏風/森徹山/江戸時代(19世紀)


この絵は展示会場とは別に、1Fにある企画展示室に飾られているので、もしかしたら見逃している方もいらっしゃるかもしれない。ここに飾られている絵もどれも素晴らしい作品ばかりなので、見逃すことがないよう。
未完成作品ということで、作者がどう絵を描いていっているのかかいま見ることができます。未完成なだけに、この絵を最終的にどのような形にしようとしていたのか興味深い。

  • 103:秋草図/鈴木守一/江戸時代末〜明治時代初期(19世紀)


この絵はきっと描いている途中で作者にインスピレーションが訪れたのだろう。掛軸の表装にまで絵が飛び出し、まるで絵から草木が飛び出してきているようだ。こうした遊び心が日本の絵にあるところが面白い。
コレクションカタログは\2,500-だが、一冊本棚にあってもいい資料だと思う。
http://www.jakuchu.jp/