ご近所アルバイトベビーシッター

多少不安な面もなくはないが、こういった形態というか一般的な社会の仕組みがあったらいいなぁと思う。

2)ベビーシッター:アメリカの高校生の間で、最も一般的なアルバイトは「ベビーシッター」である。ベビー、といっても本当の赤ん坊はあまり高校生には預けないが、幼稚園・小学生ぐらいの子供を見てもらう。高校生ぐらいだと、定期的な仕事でなく、金曜の夜に両親が食事に出かける間数時間見てもらう、といったケースで、近所の知り合いの家の学生さんに頼むか、近所の学校に張り紙を出して募集するか、という「ご近所ベース」が普通である。

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20060524/1148502523
高校生の臨時アルバイトとしてもいいだろうし、ご近所同士の交流という意味でも、そして大きく考えれば少子化対策という意味でも有用である気がする。

10代の頃から、働いてお金をもらうだけでなく、子供に親しみ扱い方に慣れるという利点もあり、またきちんと仕事をするという責任感や信頼関係の大切さを学ぶこともできる。「あそこのウチの誰それは、時間通りに来なかった」とか「きちんと言われたことをやらなかった」とかいうことになると、ご近所ですぐに評判は知れ渡り、次からは仕事が来なくなるし、逆に評判がよければどんどん仕事が来る。

多感な時期のアルバイトとして、コンビニなんかよりも高校生にとってよっぽどいい経験になるのではないだろうか。