Microsoft 仮想化技術ロードマップ

VMwareの牙城を崩すべくがんばっているMicrosoftが仮想化ロードマップの最新版を公開しました。
リリースされる予定の製品は以下の2つ。

どう見てもVMware ESX ServerとVirtualCenterを意識した対抗ラインナップといったかんじです。

Microsoft System Center Virtual Machine Manager」は以前まで「Carmine」の開発コード名で呼ばれていた製品で、主にデータセンターなどの大規模なシステム上で運用される仮想化環境を管理するのに用いられる。専用の管理ツールとは異なり、使い慣れた既存のWindows管理ツールの延長として利用できるのが特徴で、同ツールの活用により仮想化環境内でのリソースの追加や変更の処理が容易になる。またMicrosoftが発表したSoftricityの買収だが、同社の持つアプリケーション仮想化製品により、デスクトップPCへの低コストでのアプリケーション展開が容易となる。

http://journal.mycom.co.jp/news/2006/05/23/100.html
Microsoftは今のところ、VMware ESX Serverが提供するVMkernelに対抗できる仮想化環境を提供できていませんが、そこはWindowsを持つMicrosoftIntel VTなどを利用してかなり安定性の高い仮想化環境を打ち出してくることが予想されます。
今のところはVMwareの後追い気味のMicrosoftがどこまで巻き返すのか、この1,2年ぐらいが見所のような気がします。