売上14億・利益7300万での上場

ウルシステムズは2月21日、ジャスダック市場に新規上場した。上場に伴い2000株を公募し、1000株を売り出した。1株あたりの公募・売り出し価格は、55万円〜65万円の仮条件の上限である65万円に決まった。

上場初日は、午前9時30分頃に公募・売り出し価格に対して26万円高(40.0%高)となる91万円の初値を付けた。午後にはいると売り込まれる場面もあったが、大引けにかけて切り返し、結局終値は、同46万円高(70.8%高)の111万円だった。この日の安値は86万円、高値は117万円。出来高は8321株だった。終値時価総額は154億2900万円。

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20096919,00.htm?ref=rss

先日のドリコムといい、このウルシステムズといい、この程度の規模の会社でも上場できるようになったというところがなかなか世の中変わったんだなぁーという気がします。もちろん売上だけじゃなくて、将来性のある事業内容だとか色々な要素はあるとは思いますが、それでもどちらの会社も「革命的な」技術開発をしたわけではなく、既存の技術を「上手く使う方法」を作り上げたような会社なのではたして将来どこまで伸びていけるのか、期待もあり、疑問もあり。そんなわけで、当面の間ちょこちょこチェックしていこうと思います。

#追記:ドリコムの社長さん、さっそく600株を売り払って20億円を手に入れたそうです。はてさて今後もハングリーなモチベーションを保っていけるのか、そのへんが本当の大物とその程度の人の境目のような気がします(^^ゞ