ひとつ前のエントリーで書いたWindows Server 2012 (Beta)におけるストレージ関連機能の中でもポイントとなるODXですが、すでにDell EqualLogicとの組み合わせによる紹介がDell TechCenterのエントリーで紹介されています。ただし、EqualLogic側もまだリリースされていないBeta版のFirmwareを使用してのテストのようですので、ご注意下さい。
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Windows Server 2012 (Beta)の場合
同じ15GBのVHDファイルを転送するのにかかる時間を、Windows Server 2012 (Beta) と Windows Server 2008 で比較しており、2008では283秒かかる転送時間が、2012では77秒で完了するという結果が出ています。
また、当然オフロード処理されていますので、ODX使用の場合はCPU負荷も低いですし、なんといってもネットワーク転送量はほぼない(当たり前ですが…)状態となっていることがわかります。
VMware vSphereではvStorage APIによるオフロードが実装されていますが、Windows Server 2012でもODXによってオフロードが実装されますので、より幅広いサーバシステムにおいて、ストレージ側の機能を活かしたオフロード処理が可能となるでしょう。
