2013 - 2014 年末年始に読んだ本

2014年になりました。今年もよろしくお願いいたします。今年最初のエントリーは、久しぶりに読んだ本に関して。

2013年最後の海外作家小説は、ダン・ブラウンの『インフェルノ』。かなり映画化を強く意識しているのか、だいぶ映像的でめまぐるしい展開の作品だったが、面白かった。『ダヴィンチ・コード』に続きトム・ハンクス主演での映画化も決定しているとか。ま、だろうね。
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2013年最後の国内作家小説は、伊坂幸太郎の文庫版『マリアビートル』。伊坂幸太郎の作品は、新作が出るとついついハードカバーを買ってしまうのですが、文庫化される際に大幅に加筆修正されることが常なので、たまに文庫版も買ってしまう。本作も、ハードカバー版を所有しているが、ついつい文庫版も買ってしまった(^_^;)。文庫版には、マリアビートルの前章的な短編作品『ついていないから笑う』が含まれている。

マリアビートル (角川文庫)

マリアビートル (角川文庫)

2013年最後の1冊は、森博嗣の『森博嗣のTOOL BOX』。発行部数もそんなに多くないであろう本書がたまたま入ったBOOKOFFで100円でたたき売られていたので…(^_^;)。日経パソコン連載のエッセイをまとめた1冊。パソコンや電卓など、日経パソコンらしいモノについての紹介もあれば、ノギスやら天秤、タイプライターのフォントヘッド、本人もよくわからない機器から、スターリングエンジン模型などなど…。なかなか面白い1冊。

森博嗣の TOOL BOX

森博嗣の TOOL BOX

2014年最初の1冊は、三谷幸喜の『オンリー・ミー』(文庫版)。オビに「60万部突破のロングセラー」って書いてあるだろ!って話なんだけど、棚に表紙が見える形で並べられていて新作かと思って買ってみたら、なんとすでに第57版だったという…(>_<)。ま、でも面白かったから許す。なお、この冬には原作本も買った『清洲会議』も映画館に観に行ったし、WOWOW無料日に放送されていたワンシーンワンカットの映画『Short Cut』も観たしと、だいぶ三谷幸喜づいていた気がする…。

オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)

オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)

2013年からの継続モノ?としては、海堂尊の『ガンコロリン』。短編集だったので、ついつい途中で止まってしまっていたので、この週末にやっと読了。継続的にハード本でも新作を購入している作家は、発刊数の多い作家だと伊坂幸太郎海堂尊ぐらいになってしまったかも…。

ガンコロリン

ガンコロリン

2013年〜2014年にかけて読んだ技術書は、けっこう色々とあるが…主なところだけ。

まずは、だいぶ積ん読状態で溜め込んだ『Software Design』多数。特集だけ読んで、それ以外は読んでいないなど、ヌケヌケで読んでいるので追いつかないが…それでも、何冊かはなんとか…。

書籍版では、やはりまずは待ちわびていたこの1冊『Windows Server 2012 R2 Hyper-V システム設計ガイド』。日本語のWindows Server 2012 R2に対応したHyper-V関連本としては初の刊行であることに加え、著者陣も1流なので、内容のクオリティも心配なしということで、即買い。

Windows Server 2012 R2 Hyper-Vシステム設計ガイド

Windows Server 2012 R2 Hyper-Vシステム設計ガイド

Kindle版関連では、
イーサネットファブリックとOpenFlow (Interop Tokyoセミナー)』

『SDNの実践技術 (Interop Tokyoセミナー)』
SDNの実践技術 Interop Tokyoセミナー (Interop Tokyoセミナー(NextPublishing))

SDNの実践技術 Interop Tokyoセミナー (Interop Tokyoセミナー(NextPublishing))

…のInteropセミナーを書籍化した2冊なども読んだ。『イーサネットファブリック...』の方が面白かったかな。
一番ページ数のあった技術本は年末にちょうど刊行されたCisco UCSの導入ノウハウをまとめた『Implementing Cisco UCS Solutions』かな。Kindle版での購入だから、ページ数がよくわからないけれども。日本でも技術書はなかなか厳しいようだが、Cisco UCSについての本の刊行が日本でも企画されるぐらいになるといいのだが…。
Implementing Cisco UCS Solutions

Implementing Cisco UCS Solutions

2014年になって発売が開始されたものとしては、『VMwareの基本〜仮想化のための設計・構築・運用のポイント〜』。中の人による技術本としては、『VMware徹底入門』シリーズだが、vSphere5.5対応版は刊行されなさそうなので(というわけではないだろうけど)、こちらが。vSphereに関してのデザイン指針、設計ポイント、テストの考慮点や運用まわりのノウハウなど、けっこういい内容になっていると思う。
VMwareの基本 ?仮想化のための設計・構築・運用のポイントがわかる

VMwareの基本 ?仮想化のための設計・構築・運用のポイントがわかる

ところでだいぶ技術書はKindle版での購入が増えてきている気が。技術書はおそらく一般書に先駆けてどんどんと電子書籍化されてくことになるのだろうな…。

これ以外にもけっこう色々な本をつまみ読みしてはいるのですが、まぁそれはまた追々ということで…。ここ数年はTwitterと録音したJUNKを聞くことが通勤時間の中でだいぶ時間を取るようになっていましたが、今年は改めて読書の時間を確保するようにしたいですね。